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充電式バッテリーの減りが早くなった時の復活方法や充電式バッテリーの正しい使い方をご紹介

メモリー効果でバッテリーの減りが早くなる

充電することで繰り返し使える充電式バッテリーには、ニッケルカドミウム電池(ニッカド電池)ニッケル水素電池リチウムイオン電池の3種類がありますが、そのうち、ニッカド電池とニッケル水素電池の2種類は、継ぎ足し充電によるメモリー効果で蓄電できる容量が少なくなってしまう場合があります。

バッテリーを一度リフレッシュしてみよう

もし、この2種類(ニッカド電池、ニッケル水素電池)の充電式バッテリーを使っていて、寿命がまだ先であるにもかかわらず消耗が著しく早い場合は、メモリー効果でバッテリーの蓄電容量が大きく低下している可能性があるので、一度バッテリーのリフレッシュを試してみましょう。

<リフレッシュの必要性>

電池の種類 定期的なリフレッシュ 備考
ニッケルカドミウム蓄電池 必要  
ニッケル水素蓄電池 時々必要 乾電池タイプに多い
リチウムイオン蓄電池 まれに必要 スマートフォン、デジカメなど

充電式バッテリーのリフレッシュ方法

リフレッシュの手順はそれほど難しくはありませんが、失敗すると逆に充電式バッテリーの性能を大きく低下させてしまう場合があるので、手順にある注意点だけは極力守るようにしてください。

<手順>

  1. バッテリー残量を0%にする
  2. さらに放電させるために2時間ほど放置する
  3. 100%まで一気に充電する
  4. 100%になっても1~2時間充電を続ける

~ 注意点 ~
手順2で必要以上に放置すると「過放電」でバッテリーの性能を大きく劣化させてしまう恐れがあります。くれぐれもご注意ください。

充電式バッテリーを使う場合のポイント

充電式のバッテリーを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

なるべく100%まで充電しない

充電式バッテリーは100%まで充電してしまうと劣化が早まります。なるべくで良いので80%程度までに抑えましょう。

充電しながら機器を使用しない

充電式バッテリーは充電しながら機器を使用すると劣化が早まります。可能な限り「充電」と「使用」をきっちり分けるようにしましょう。

長期保管する時は50~60%にする

充電式バッテリーの劣化が最も少ない充電率は50~60%です。長期間しない場合は充電率を50~60%にしてから保管して、その後は定期的に残量を確認しましょう。

過度に放電させない

充電式バッテリーは残量が0%になったまま放置すると「過放電状態」になり性能が大きく低下する場合があります。くれぐれもご注意ください。

なるべく継ぎ足し充電をしない

充電式バッテリーは残量が0%になる前に充電する「継ぎ足し充電」を繰り返すと、「メモリー効果」で充電容量が少しずつ少なくなります。消耗がいつもより早くなったと感じるようになったらリフレッシュを実施しましょう。

備考・その他

電気関係が苦手な方や絶対に失敗したくない方は、充電式バッテリーのリフレッシュ機能が付いた高性能タイプの充電器を利用すると良いでしょう。もちろんAmazonでも買うことができます。

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