Visual Studio が変更・再インストールできない
マイクロソフトの開発ツール Visual Studio は、ごくまれにインストールを管理する「Visual Studio Installer」にトラブルが発生して変更や再インストールができなくなる場合があります。
もし、同じようなトラブルに見舞われた時は、ぜひこの記事でご紹介している対処方法をお試しください。
トラブル症状
マイクロソフトの開発ツール Visual Studio 起動・変更ができなくなる。また、Visual Studio アンインストールして再インストールしようとしても再インストールできなくなる。
原因
Visual Studio の変更とインストールを管理する Visual Studio Installer などに何らかの不具合が発生したことが原因だと考えられます。
対処方法
以下の Visual Studio セットアップ関連フォルダを削除します。
- Visual Studio Setup フォルダ
※上のフォルダを削除してもインストールできるようにならない場合は、以下のフォルダを削除する。
- Microsoft Visual Studio フォルダ
- Visual Studio フォルダ
手順
手順は先ほどの対処方法で説明したフォルダを削除するだけです。フォルダの場所は以下となります。
■Visual Studio Setup フォルダの場所
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming の中
※このフォルダを削除してもインストールできるようにならない場合は以下のフォルダの削除を試してください。
■Microsoft Visual Studio フォルダの場所
C:¥ProgramData の中
■Visal Studio フォルダの場所
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥Microsoft の中
※パス内の「ユーザー名」はアカウント名に置き換えてください。
手順は以上です。
備考・その他
管理人の場合は、故障したUSBポートに外付けHDDを接続しようとした際に発生したシステムエラーの影響で Visal Studio が起動しなくなりましたが、外付けドライブが原因で発生したトラブルは、Windows の重大なシステムエラーに発展する確率が高いので、取り扱いには注意してください。
外付けドライブのトラブルを防ぐポイントは、外付けドライブを取り外す際は必ずタスクバーの右にある「^」アイコンをクリック ⇒「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」をクリック ⇒ 周辺機器リストから取り外したい周辺機器を選んで、「コンピューターから安全に取り外せます。」というメッセージが表示されてからにすることです。
<取り外し可能のメッセージ>
ハードウェアの安全な取り外しを実行しても「・・・は使用中です」と表示される場合は、システムがその外付けドライブを使用している可能性があるので、しばらく待ってからもう一度ハードウェアの安全な取り外しを実行してください。
しばらく待っても使用中だと表示される場合は、PCが誤認識している可能性が高いので、その時は、PCをシャットダウンして取り外してください。
END