Windows 10 と Windows 11 の大きな違いは?
Windows 10 と Windows 11 の大きな違いは、次の表の上から9つの機能の有無となりますが、機能名だけでは必要なのか不要なのか判断できませんので、一つ一つ機能の内容を調べてみることにします。
Windows 10/11 の違い(表)
機能 | Windows 10 | Windows 11 |
---|---|---|
新しいインターフェイス | ○ | |
スリープ解除アプローチ。 その場にいないときにロック。 |
○ | |
Smart App Control | ○ | |
シームレスな再ドッキング | ○ | |
ライブキャプション | ○ | |
ナレーター | ○ | |
Amazon アプリストア | ○ | |
ビデオ通話の機能強化 | ○ | |
コントローラーバー | ○ | |
タッチスクリーン | ○ | ○ |
検索 | ○ | ○ |
TPM 2.0 | ○ | ○ |
Microsoft Edge | ○ | ○ |
OneDrive へのバックアップ | ○ | ○ |
Windows セキュリティアプリ | ○ | ○ |
スナップアシスト | ○ | ○ |
Desktop Groups | ○ | ○ |
コントラストテーマ | ○ | ○ |
音声コントロール | ○ | ○ |
Microsoft Store の刷新 | ○ | ○ |
ユニバーサルメディア検索 | ○ | ○ |
Journal アプリ | ○ | ○ |
Clipchamp | ○ | ○ |
デジタルペン | ○ | ○ |
絵文字 | ○ | ○ |
Auto HDR | ○ | ○ |
DirectStorage | ○ | ○ |
DirectX 12. | ○ | ○ |
3D 立体音響 | ○ | ○ |
PC Game Pass | ○ | ○ |
Xbox Game Bar | ○ | ○ |
Get Started | ○ | ○ |
Microsoft アカウント | ○ | ○ |
OneDrive のファイル転送 | ○ | ○ |
ARM 版 Windows | ○ | ○ |
Windows 11 だけの機能
① 新しいインターフェイス
見た目のデザインが新しくなっています。
② スリープ解除。その場にいないときにロック。
人が近づくとスリープモードが解除され、離れるとロックされる便利なセキュリティ機能です。
※この機能を利用するにはパソコンが顔認証に対応している必要があります。
③ Smart App Control
悪意あるアプリや信頼されていないアプリをブロックする機能です。
※この機能を利用するには Windows 11 をクリーンインストールする必要があります。また、現時点では北米とヨーロッパのリージョンでのみサポートされている機能です。
④ シームレスな再ドッキング
外部ディスプレイを使用している場合、離席などで外部ディスプレイとの接続を切り離しても、再接続すれば切り離す前のウィンドウの位置が再現される機能です。
⑤ ライブキャプション
字幕機能を利用して、通話などで受信するオーディオ音声を字幕として表示する機能です。
※この機能は英語(米国)版でのみ使用できます。
⑥ ナレーター
テキストを音声に変換する機能です。
※この機能は英語(米国)版でのみ使用できます。
⑦ Amazon アプリストア
Windows 11 で実行できる Amazon アプリストアのアプリの数が増えたようです。
⑧ ビデオ通話の機能強化
ビデオ通話時に、背景ぼかしやボイスフォーカス、自動でフレーミングする機能です。
※この機能は特定のチップ(Qualcomm シリーズなど)を搭載したパソコンでのみ使用できます。
⑨ コントローラーバー
対応するゲーム用コントローラーを接続すると、ゲーム用コントローラーでWindows のゲームバーが操作でき、ゲームもプレイできるようになる機能です。
まとめ・参考・備考
Windows 10 と Windows 11 の違いは以上ですが、すぐに必要になる機能は少ないので現時点では、急いで Windows 11 にアップグレードする必要性とメリットは少ないといえるでしょう。
Windows 10 に特に不満がなければ、サポートが終了する2025年10月14日か、Windows 11 への無料アップグレードが終わる少し前まで、Windows 10 を使い続けても良いかもしれません。
※より詳細な情報は、Microsoft 公式サイトの比較説明をご覧ください。
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