Windows 11 Home と Pro の違い
今回は、マイクロソフトの新オペレーティングシステム Windows 11 の「Home」エディションと「Pro」エディションの違いを調べましたので、これから Winsows 11 を導入する方は、ぜひ参考にしてください。
Windows 11 Home と Pro の違いは?
「Home」と「Pro」の違いを表で確認すると多くの機能が共通していますが、「Home」では「BitLocker によるデバイス暗号化」と「Windows 情報保護(WIP)」の2つの機能が利用できないということがわかりました。
~ Windows 11 Home と Pro の違い表 ~
機能 | Windws 11 Home | Windows 11 Pro |
---|---|---|
BitLocker によるデバイス暗号化 | ○ | |
デバイスの暗号化 | ○ | ○ |
デバイスを探す | ○ | ○ |
ファイアウォールとネットワーク保護 | ○ | ○ |
インターネット保護 | ○ | ○ |
保護者による制限と保護 | ○ | ○ |
セキュアブート | ○ | ○ |
Windows Hello | ○ | ○ |
Windows 情報保護(WIP) | ○ | |
Windows セキュリティ | ○ | ○ |
BitLocker によるデバイス暗号化とは?
強力なデータの暗号化機能です。この BitLocker 機能で暗号化されると、そのディスク(SSD、HDD、USBメモリなど)は、他のPCに接続してもパスワードなどを入力しない限り、誰も中身を読むことができなくなります。
Windows 情報保護(WIP)とは?
データを企業領域と個人領域に分類してコピーや移動を制御し、偶発的なデータの漏洩や損失を防ぐ機能です。ただし、この機能は2022年7月でMicrosoftの非推奨機能になっているようです。
<Windows Information Protection (WIP) の廃止のお知らせ>
Announcing the sunset of Windows Information Protection (WIP) - Microsoft Community Hub
どちらを選べばいいのか?
どうしても漏洩させたくない重要なデータがある場合や、出張などでパソコンを外に持ち出す機会が多い場合は、強力な暗号化機能を搭載した「Windows Pro」エディションの方が安全で安心です。
しかし、それ以外であれば「Windows Home」エディションで十分だといえるでしょう。
参考・備考・その他
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