Windows Update でPCの動きが遅くなった
つい先日の話しですが、3カ月ほど放置していたパソコンを久しぶりに起動してWindowsのアップデートを実施したところ、直後からパソコンの動きが長時間遅く（重く）なるという問題が発生しました。
HDDのアクセスランプが点灯し続ける
「なぜだろう？」と注意してパソコンの様子を見ていると、アプリをまったく起動していないにもかかわらず、HDDのアクセスランプが休みなく点灯し続けていることがわかりました。
どうやら、何らかのバックグラウンドアプリ*がHDDに延々とアクセスし続けているためにパソコンの動きが遅くなってしまっているようです。
＊バックグラウンドアプリ・・・ディスプレイに何も表示しないで実行するアプリのこと
※HDDがフル稼働状態になるとパソコンが遅くなる
タスクマネージャーでHDDの状態を確認
アプリを特定するためにタスクマネージャーを起動して確認したところ、HDDにアクセスし続けているのは「Windows Modules Installer Worker」というバックグラウンドアプリだということが判明しました。
「Windows Modules Installer Worker」とは？
ネットで調べたところ、この「Windows Modules Installer Worker」は、Windowsのアップデート後などにHDDの不要なファイルをクリーンアップするアプリで、とくに怪しいものではありませんでしたが、どうも「終了しなくなる」という問題を起こすらしく、MicrosoftのコミュニティにもWindows Modules Installer Worker が48時間たっても終わらないといった内容の報告が上がっていました。
Windows Modules Installer Worker が48時間たっても終わりません - Microsoft コミュニティ
対処方法は？
パソコンを再起動すると終了するようですが、クリーンアップ処理の途中で再起動した場合は、残った処理を継続するために再び動き出す場合があるようです。
パソコンの動きを速くするためにとりあえずでも止めたい場合は、タスクマネージャーで強制終了すると良いでしょう。
- パソコンの再起動
- タスクマネージャーで強制終了する
＜タスクマネージャーの起動方法＞
Windows 10
スタート ⇒ Windows システムツール ⇒ タスクマネージャー起動
タスクバーを右クリック ⇒ タスクマネージャー起動
Windows 11
スタートアイコン右クリック ⇒ タスクマネージャー起動
参考・備考・その他
END
