LightCapture が起動しない…
先日、古いVHSビデオテープの映像をデジタル化するため、数ヵ月ぶりにIOデータのビデオキャプチャーケーブル(GV-USB2)の「LightCapture」を起動しようとしたのですが、とくに何も変更していないのにもかかわらず、なぜか何度起動しても「強制終了」してしまう状態になっていました。
※LightCapture・・・GV-USB2に付属している録画アプリのこと
試行錯誤
デバイスマネージャーを確認したところ本体に問題はなかったので、とりあえず GV-USB2 のドライバーを一度削除して再インストールしましたが解決しません。
それなら・・・ということで、次にキャプチャーアプリ「LightCapture」を一度削除して再インストールしましたが、それでも解決しません。
もしかすると、接続しているUSBポートに問題が発生しているのでは?ということで、今度は GV-USB2 を他のUSBポートに接続してみましたが、やはり解決しません。
ドライバーとアプリ、USBポートでもないとなると、もう半分お手上げの状態です・・・。
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原因は Windows 10 の大規模アップデート
もう買い替えるしかないかな・・・と半ばあきらめつつ製造メーカー(IOデータ機器)のサイトをチェックしてたところ、ついに、LightCapture が起動しなくなった原因が、しばらく前に実施された Windows 10 の大規模アップデートの影響であることが判明しました。
そして、すぐに掲載されている解決手順の通りにPCの設定を変更したところ、無事に「LightCapture」が起動し、VHSビデオの映像をキャプチャーすることができるようになりました。
このトラブルの解決方法とは?
解決の手順はとても簡単です。Windows 10 の「設定」を開いて、その中にある「プライバシー」をクリックします。
※Windows 11は「設定」⇒「プライバシーとセキュリティ」⇒「カメラのプライバシー設定」の順にクリックします。
次に「プライバシー」の左側のメニューから「カメラ」を選択し、右側に表示される「アプリがカメラにアクセスできるようにする」と「デスクトップ アプリがカメラにアクセスできるようにする」の2つの設定を「オン」にすれば完了です。
- 「アプリがカメラにアクセスできるようにする」⇒オン
- 「デスクトップ アプリがカメラにアクセスできるようにする」⇒オン
※Windows 11は「カメラへのアクセス」をオン、「アプリにカメラへのアクセスを許可する」をオン、「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにします。
- 「カメラへのアクセス」⇒オン
- 「アプリにカメラへのアクセスを許可する」⇒オン
- 「デスクトップ アプリがカメラにアクセスできるようにする」⇒オン
以上のように設定を変更すれば、次回からは「LightCapture」が問題なく起動するようになるはずです。
その他・備考など
今回のトラブルは Windows 10 のセキュリティー機能の強化(カメラ機能を使えるアプリを選択できるようにした)の影響で発生しました。もし、同じようなトラブルでお困りの方は、ぜひ今回の記事の解決方法をお試しください。
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