トラックボールはメンテナンスが必要
トラックボールはマウスに比べて手首の負担が少なく、管理人のようにパソコンを長時間使用するヘビーユーザーには欠かせない周辺機器ですが、ある程度使っているとどうしてもボールの滑りが悪くなってしまうので、定期的なメンテナンスが必要です。
滑りが悪くなる原因は？
トラックボールの滑りが悪くなる原因は「ボールの汚れ」です。
ほかに、ボールと本体のすき間から髪の毛などの異物（ホコリやチリ）が浸入して、それが原因になることがありますが、多くの場合は手指の脂がボールに付着することでボールの滑りが悪くなります。
ですので、ボールに付着した手指の脂を掃除してあげればトラックボールの滑りは元のように復活します。
トラックボールの掃除方法
トラックボールの掃除のやり方は以下です。すべてを毎回のように行う必要はありませんので、状態に応じて以下のいずれかの作業を行ってください。
- ボールに付着した脂を拭き取る
- ボールを浮かせて異物を落とす
- 逆さにして異物を落とす
- ブロアーで強制的に異物を取り除く
１．ボールに付着した脂を拭き取る
ティッシュやタオルなどを使用してボールを拭きます。拭いている途中でボールがクルクル回るのでやや拭きにくいですが、根気よく全体を拭いてください。
ほとんどの場合は、これだけでトラックボールの滑りは復活します。
２．ボールを浮かせて異物を落とす
内部に異物が入った場合はボールをつまんで持ち上げ、そのまま軽く揺すって異物を下に落とします。
３．逆さにして異物を落とす
ボールを浮かせても異物が落ちない場合は、トラックボールを逆さにして軽く揺すり異物を落とします。
４．ブロアーで強制的に異物を取り除く
ボールを浮かせても本体を逆さにしても異物が取れない場合は、カメラ用品のブロアーやエアーダスター（空気を送るスプレー缶）などで空気を送って内部の異物を強制的に取り除きます。
逆さにして、同じように空気を送ります。これでほとんどの場合、トラックボールの滑りは回復します。
備考・その他
トラックボールは構造的に内部に異物が入りやすいので、いざという時のために空気を噴射する「エアダスター」を常備しておくと良いでしょう。
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