消費電力300Wのセラミックヒーターを購入
今回は、つい先日管理人が冬のキャンプや車中泊で活用するために購入した消費電力300Wの小型セラミックヒーターをご紹介します。
セラミックヒーターといえば、消費電力が600~1200Wとドライヤー並みに大きく、小型ポータブル電源では使うことができない製品がほとんどですが、今回購入したセラミックヒーターは消費電力が300Wと小さく、しかも、電源を入れた直後でも300Wを大きくオーバーすることがないので、Smart Tapの「Power ArQ 2」のような出力300Whクラスのポータブル電源でも消費電力がオーバーすることなく、安全に使用することができます。
製品の詳細
その製品はこちらです。製品の名前は「人感ミニセラミックファンヒーター(EH-N-21812)」で、価格は、人感センサーも付いて3,490円(税込)となかなかリーズナブルです。お値段以上の「ニトリ」で購入しました。
大きさは「幅170mm、高さ102mm、奥行き109mm」で管理人の手のひらほどです。重さは約600グラムです。
電源コードの長さは1.5メートルで、熱源はPTCヒーターです。背面の蓋の中にはフィルターが入っていますので、時々掃除する必要があります。
使い方はとても簡単で、電源コードをコンセントにつなげたら正面にあるつまみスイッチを右に回すだけです。スイッチは2段階になっていて、1段目は常時ON状態になり、2段目にすると人感センサーが働いて、自動でスイッチが入ったり切れたりします。
ポータブル電源で動作テスト
使い方がわかったので、さっそく、管理人が所有しているポータブル電源(Smart Tap「Power ArQ 2」)で動作テストしてみました。
消費電力を観察しましたが、電源を入れた直後に「324W」まで消費電力が上がりましたが、その後、本体の熱源が温まると消費電力が徐々に下がりはじめ、最終的に「286W前後」で落ち着きました。
~ 注意点 ~
安定する消費電力は、使用する室温で上下するのでご注意ください。
その後のテストで、氷点下に近い室温で使用すると熱源の消費電力が増えてしまい、300Wをわずかに超えることがわかりましたので、300W以上で保護回路が作動するポータブル電源で使用する場合は、ある程度室温が上がるのを待ってから使用した方が良いです。
まとめ・備考
300W型のセラミックファンヒーターの中には、電源を入れた直後だけ消費電力が300Wを2倍以上オーバーする設計になっている製品もあるので、購入する際には注意が必要ですが、今回購入したニトリの製品は電源を入れた直後でも約320Wまでしか上がらず、その後も、特に寒い日でなければ300W以下で安定することがわかりましたので、300Whクラスのポータブル電源で使いたいという方にはおすすめできます。
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