Windows 11にアップグレードしたPCを初期化する
今回は、以前から気になっていたWindows 10からWindows 11にアップグレードしたPCを初期化すると、OSは工場出荷時にインストールされていたWindows 10に戻るのか？というのを、管理人所有のPCを使って確認してみることにしました。
確認に使用したパソコン
使用したPCは管理人が外出用として使っている格安モバイルノートPC「ASUS E203M」です。このノートPCは1年くらい前に購入したもので、数カ月使ったところでOSをWindows 10からWindows 11にアップグレードしています。
初期化開始
初期化はWindows 11の「設定」⇒「回復」⇒「このPCをリセット」で開始しました。一応、他の方法も探しましたがWindows 11は、この方法しかないようです。
～ 手順 ～
設定の「システム」から「回復」を選択します。
次に、回復メニューの中にある「PCをリセットする」ボタンを押します。
次に、リセット用の小さいウィンドウが表示されるので、「個人用ファイルを保持する」か「すべて削除する」のどちらかを選択します。どちらを選んでも良いのですが、管理人は「すべて削除する」を選びました。
次に、OSをどこからインストールするのかを決めます。OSだけで4GBを超える可能性があるようなので、通常はPC内からインストールする「ローカル再インストール」を選んだ方が良いでしょう。
「次へ」ボタンを押すと初期化が始まります。
手順は以上です。パソコンの性能にもよりますが初期化には数時間かかるはずです。
※時間と画像の節約のため初期化中の経過は省略します。
結果
確認の結果は「初期化してもOSはWindows 10に戻らない」でした。
元々のOSがWindows 10だったので、Windows 10に戻る可能性も考えられましたがWindows 11のままです。
実は、初期化することでOSがWindows 11よりも使い慣れているWindows 10に戻ることを期待していたのですが、実際にはそうならなかったのでちょっと残念です。
ただ、もしかすると強制的にWindows 10に戻す裏技的な方法が存在するかもしれませんので、後日時間があるときにいろいろ調べてみたいと思います。
備考・その他
確認は以上ですが、これから Windows10からWindows11にアップグレードする予定の方は、一度Windows11にアップグレードしたら、Windows 10に戻すことができなくなる可能性があるということを、あらかじめ知っておいた方が良いでしょう。
END
