外付けハードディスクが一瞬で壊れる・・・
つい先日の話しですが、自宅の液晶テレビを動かした際に、誤ってすぐ隣りにあった録画用の外付けハードディスク(容量1TB)を倒してしまい、一瞬でその外付けハードディスクを壊してしまうという残念な出来事を経験してしまいました。
倒した瞬間に衝撃音が・・・
倒した瞬間は「バタン!」という大きな衝撃音がでましたが、床に落下したわけではなかったので「このくらい、大丈夫だろう・・・」と、あまり深刻には考えませんでしたが、倒れた外付けハードディスクを起こして状態確認したところ、内部から「ピー!ガリガリガリ…」という凄まじい異音が繰り返し出ていることがわかり、状態はかなり深刻だということがわかりました。
※HDD内部から繰り返し異音が出るケースは、ほぼ復旧困難な状態です。
外付けハードディスクは横倒しにしただけで壊れるのでご注意を・・・
故障の原因はHDD本体の基盤故障
とりあえず、テレビから外してPCに接続してみましたが、まったく認識せず異音が出て電源が落ちてしまいます。次に、元のケースからHDD本体を取り出して汎用のHDDケースでPCに接続しましたが、やはり認識せず異音が出て電源が落ちるだけです。
こうなると、HDD本体の基盤が壊れていることになるので、もう復旧は難しいでしょう。
最後はあきらめるしかない
もしかすると、同じHDD本体を探して壊れていない基盤を交換すれば復旧するかもしれない・・・と考えましたが、ネットで調べたところ、基盤を交換するとロックが掛かりさらに復旧が困難になるらしいので、これはもう完全にアウトです。
残念ながらあきらめるしかありませんが、今回失ったデータはテレビ番組を録画したものなので被害はそれほど大きくはありませんが、視るのを楽しみにしていた未試聴の番組が多数入っていたので、軽く落ち込みました。
備考・その他
HDDは精密機器なので衝撃に弱いのはあたり前のことですが、これまで衝撃で壊れたことがなかったので、今回の出来事はなかなかショッキングでした。
幸いにも、壊れた外付けハードディスクは10年ほど使い込んだもので、しかも、中のデータがテレビ番組でしたのであきらめもつきますが、これが新品同様の外付けハードディスクだったり、入っていたデータが何年もかかって蓄積した貴重なものだったとしたら、もう、かなり落ち込んでいたでしょう。
外付けハードディスクは年々大容量化しているので、故障した時のダメージもそれだけ大きくなります。絶対に消したくないデータは2重3重にバックアップを取っておきたいものですね。
END