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パソコンのメモリ容量は大きければ大きい方が良いのはなぜ?

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パソコンのメモリは「机」のようなもの

簡単に例えると「メモリ」は、会社などでデスクワークをする時の「机(つくえ)」のようなものです。

デスクワークをする場合には、引き出しや棚から必要な道具(パソコンや電卓など)や書類を取り出してから、それを机の上に並べて作業を始めると思いますが、この手順はパソコンもまったく同じです。

目には見えませんが、パソコンもアプリやファイルをSSDやHDDから直接動かしたり編集するのではなく、一旦メモリに読み込んでから、そのメモリ上でアプリを起動したりファイルの編集をしています。

ですので、メモリ容量が大きければ大きいほど、より多くのアプリやファイルをメモリに読み込んでおけるので、効率良くしかも高速に仕事をこなすことができます。

パソコンのメモリとストレージとCPUの関係図

必要なメモリ容量は?

一般的な使い方なら「4~8GB」

Microsoft 365などのオフィスアプリの活用や、ブラウザでホームページやネット動画を閲覧するのであれば標準的な「4GB」で大きな問題はありません。

ただし、「4GB」は余裕のある容量ではありません。

複数のアプリを起動したり開くファイルの数が増えてくると、メモリが不足してパソコンの動きが重くなったりエラーが発生する可能性があるので、ある程度余裕を持たせたいのであれば「8GB」以上にした方が良いでしょう。

クリエイティブや開発なら「16GB以上」

動画作成やCG作成、PCやスマートフォン用のアプリ開発など、よりクリエイティブな作業をするなら最低でも「8GB」のメモリ容量が必要ですが、これも余裕がある方ではありませんので「16GB以上」にするのをおすすめします。

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メモリは増やすことができる

最近は、メモリを増設できないパソコンも多くなりましたが、まだまだメモリの交換や増設ができるパソコンも多いので、将来のメモリ不足が心配だなぁ・・・という方は、購入時にメモリの交換や増設ができるパソコンを選ぶと良いでしょう。

メモリの交換や増設ができるパソコンかどうかは、仕様(スペック)のメモリ項目に「メモリスロット(空1)」といった表記がありますので簡単にわかります。

まとめ・備考

ここ最近の最低限必要なメモリ容量の主流は「4GB」ですが、すでに「8GB」というパソコンが多数登場しています。

数年後には2倍の「8GB」が主流となることが予想されますので、近々パソコンを購入するのであれば「8GB」のメモリを搭載したパソコンを選んだ方が良いでしょう。

もし予算の都合などで「4GB」の製品にしなければならない場合は、なるべくメモリの交換や増設ができる製品を選んでください。

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